これから何回かの更新は、キルタイムコミュニケーションの隔月間誌、
コミックヴァルキリーの漫画について紹介する内容にしようと思います。

なんでかというと・・・公式サイトを見ていただければわかると思うのですが・・・
・・
・・・
・・・・ん?(;・∀・)
・・・(つд⊂)ゴシゴシ
『9/27発売!ヴァルキリー最新号!
なんと今回で最終号!
次回からはWeb連載!』うそーんヽ(・ω・)/
そんな小さくあっさりと・・・
ところでこんな記事にしといてあれなんですが、
自分、この雑誌、
一度も買ったことありません(爆)ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノヤメテーボクノセイダトイワナイデーー
まあ基本なんでもコミック派で、定期購読している雑誌など一つもないのですが、
釈明すると最近興味を持って、次から買ってもいいかな、くらいに思っていたのは本当です。
そんな先から今回のこれですが…
この雑誌、しがないマイナーなコミック雑誌ではあるのですが、
創刊当時、コンセプトの一つとして「リョナ」を掲げていたことで、
そっちの趣味を持っている人にとっては、この雑誌が好きな人であれ興味がない人であれ、
特別な雑誌であることには違いありませんでした。
そんなコミックヴァルキリーですが、
月日が経つにつれて当初のコンセプトは徐々に薄れ、
今では戦うヒロインという縛りすら怪しくなってきてしまっていて、
そういう意味で、リョナラーの残念という声をネットではよく聞きました。
僕にとってですが、先ほども書きましたが、
つい最近までこの雑誌への興味は全くありませんでした。
創刊当時はもちろん期待して、作品に目を通したりはしたのですが、
初期の作品は自分には好きになれず、
徐々に自分の中から存在が消えていってしまいました。
理由として、リョナ的な展開を意識するあまり、
ストーリーが強引になってしまって素人臭さを感じてしまったというのがあると思います。
コンセプトが「リョナ」であったので、
そういうシーンを期待して読む人が多かったと思うのですが、やはりその目を意識してか、
なるべく早くそういうシーンに持っていこうとするように、
そしてなるべくそういうシーンが多くなるように、と。
(これはあくまで自分にとっての評価であり、
そういうシーンさえ見られればストーリーなどどうでもいい、という方は多くいらっしゃいます。
あくまで何故自分にとってこの雑誌が重要になり得なかったかを書いています。念のため)
自分にとっては、別にそういうシーンだけであれば、
ネットの絵描きさんのなかにもいくらでもうまい方はいらっしゃいますし、
漫画として読む価値が見出せなかったのです。
(さらに注釈として申し上げておきますと、当時の自分が目を通した作品は本当にごく一部であり、
初期の作品の中に、自分が今からでもとても好きになれるような作品が存在することも十分考えられます。念のため)例えば、正義のヒロインがいきなり初戦闘からボコボコにされるような作品は、
なんというのでしょう、現実味が薄く感じてしまった。二次元なのに現実味というのは変ですが。
正義のヒロインであれば、始めはある程度活躍するなどして
存在意義といいますか、アイデンティティーをしめすというのが
どんな作品であれ、ストーリーとしての「正しさ」だと思うのです。
そういった物語の展開に素人臭さ、同人臭さを感じてしまった。
それが自分にとって致命的だったのかな、と思います。
ところが近頃、他のリョナを扱ったサイト様などで、
コミックヴァルキリーの漫画を紹介しているのを見て再び興味を持って、
コミックを購入して数作品を読み、
今連載している中にも、自分にとってとても大きな価値を持つ作品が存在していることを知りました。
中には今までの自分の長いリョナの歴史の中で知り得てきた様々な作品を一気にごぼう抜きにして、
自分の中でトップクラスのできといえる位置にまでなった作品もあります。
もう少しストーリーも進みネタもたまったら、このサイトでも紹介するつもりでした。
しかし今回の件を受けて、早めに紹介できたらと思うようになりました。
Web連載になった直接の要因がなんなのかはわかりませんし、
これだけ全てがデータとして扱われるようになっていく現代、
この連載方法は先進的といえるのかもしれません。
近い将来にはほぼ全ての新聞やら雑誌やらがデータ配信になり、
音楽もデータだけの販売になってCDもなくなり、
みたいな世界になっている可能性は十分にあります。
しかしもし仮に、雑誌を出すということの効率や手間など、
収支だけではなく全ての要素を加味した総合メリットの方がデメリットより大きければ、
このような決断には至らないでしょうし、
そういう意味ではおそらくは目標の部数に売り上げが届いていないということもあったのでしょう。
自分にとってこの雑誌自体は、買ってもいなかったしどうでもいいといえばいいです。
しかしそこで今連載されている作品の中に、
どうしても終わってほしくない、もっともっとそこで描かれる世界を見せてほしい、と思える作品があり、
自分の紹介でコミックを買ってくださる方とかが出て、
少しでもそういった漫画が続いていくための手助けになれば、と考えました。
その作品はもちろんWeb漫画でも続投していくことが明記されていますが、
やはり経営の苦しさからこのような方式になったのだとしたら
この先どうなってしまうかわからないし、
形として残らないことが作者さんのモチベーションに影響しないかもわかりません。
少しでも応援できる形として、自分にできることを考えたときに
ここでの紹介が一番いい形なのかな、と思いました。
今の状況には、昔、MEAN-遥かなる歌-が打ち切りになったときのことが思い返されます。
詳細はもうこのブログで紹介済みなのでそちらを見ていただければと思いますが、
当時も自分がその作品を知り、とても好きになって続きをとても楽しみにするようになってすぐ
打ち切りになってしまいました。
もともとWeb連載作品という変わった作品だったのですが、
その母体だった雑誌が採算の取れなさから休刊ということになり、
Web連載作品もいっせいに終了になってしまったのです。
その時はもうどうしようもなくて、
とても残念な思いをしたのですが、
今回は少しでもできることがあるのでそれをやろうと思います。
自分にとってそれくらい大きな作品に出合えたので。
ということで次回から、
とはいっても自分がコミックを持っている作品は3作品なので、
それを順に紹介していこうと思います。
1つはもう連載終了済み、2つは現在の連載作品です。
連載が続いている作品のリョナシーンリストはまだ作りたくないですし、
終了した1作品にしても、まだ最後のコミックが発売されていないので、
とりあえずはどういう漫画なのかの紹介と、1シーンのみの紹介ということになると思います。
それでは次回からよろしくお願いします。
長々と読んでくださった方、ありがとうございました。
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